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2020年、世界は少し小さくなった。

  • 執筆者の写真: A K
    A K
  • 2021年3月29日
  • 読了時間: 4分

更新日:10月8日

コロナウィルスが世界を一変させた2020年3月は仕事でパリにいましたが段々と様子がおかしくなり、帰国した2週間後にはロックダウン。それから1年は経ちました。

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ミニマルに生きる

”Less is more. 量から質へ変化。余分な物を減らせば精神に余裕を生む。物質的なモノより精神的なコト、経験的なコトに幸福を感じる。”


以前よりミニマリスト的な思考になっていたため、私は世界が小さくなり失ったというよりは、改めて自分の生き方を深く考える時間もらったと感じています。不必要な事を最小化する事によって、大切なことを最大化できるようになったと思います。


”世界には綺麗な水が飲めないだけで死んでいく命もあるのに、自分や身近な人に振りかかる死だけギャーギャー騒ぐのはおかしい。自分はウイルスも死も受け入れる。”

という思いからウォーターエイドに寄付してみることにしました。募金やボランティアは人の為にするのではなく、自分の信念の為に行う事だと思っています。

即、行動。そして、自分の生き方に刺さることは何でも取り入れてみようと思いました。

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働き方のミニマル化

最近、独立したいとの相談が多いです。みんな会社に未来を感じないと言います。しかし、起業の生存率は5年で40%以下、10年で10%以下とも言われている中、私は偉そうな事を言うほどでもなく、5年は柔軟に変化しながらやってこれているだけなのです。元々10年もつ会社が10%以下なんだから、未来がないとか言って今更考えても、えっ元から”あなたが一生会社で勤める未来”なんてなかったよ。って思います。ご存じの通り加速度的に変化する時代なので、商品やサービスの寿命が短くなり、変化しない企業も寿命が短くなるのは当然と個人的には思います。


会社の組織力は強いと感じてはいますが、質の高い組織ではない場合はリスクともなる時代になったと感じます。同じ水準で働かない社員がいても仕方ないと思いますし、全社員モチベーションの鬼みたいな会社なんて見たことないです。

売上が100億、100年続く企業などは組織力がないとなかなか難しいですが、物流もシステムも発達した現在は個人でもある程度の規模までは拡大可能な“個”の時代に変化しつつあるとも感じます。組織力が必要なときは企業と組み、個でもできる事は個人で生産性を高める事もできる時代になり、働き方の選択肢が広くなったと前向きに捉えています。そもそも企業も人をそんなに必要なのでしょうか。個の生産性を高めて必要最小限で考えればそんなに必要ではない気がします。

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個の生産性の追求

人生の一番の成功の要素は”行動力”と感じます。これだけは確実。どんな説得力のあるビジネス本も最後は必ず ”行動しろ” と書いてある気がします笑。みんな同じ事ばっかり言いやがってと思ってましたが、今は意味が分かる気がします。私も結局、独立して想像通り綺麗に進んだことなんて1つもないです。起業はやりながら修正して行ける対応力がないと無理だと感じます。

そんな東京都内で行動力を高め、”個の生産性”を高めるにはバイクはお勧めです。車と違い駐車場を探すのに時間はかからないし、途中でお酒を飲む機会があれば近くのパーキングに1日置いて行っても大した料金ではないです。更に公共交通機関と徒歩移動の時間と比べると私の場合は約半分に時間短縮できます。大江戸線は深すぎる。。。

私の人生ではバイクが重要な要素となり過ぎて一生手放せないと思います。もはや、体調とリズムを整える相棒という存在です。


1.世の中の気候、温度、匂い、を敏感に感じれる。

2.道を間違えたら次の信号でエンジンを切り、バイクを押してすぐUターンすればいい。

3.気になっているスポットには移動とミーティングの隙間時間でリサーチ、インプットを気軽に増やす事ができる。

4.事故を起こしたら相手だけでなく自らも必ず怪我をする乗り物。下手したら死ぬ。という危機管理能力、状況判断の訓練になる。


人生も同じと思います。

1.世の中の変化に対して敏感な感度を持ち続ける。

2.自分の道を間違えたら、最速で修正する。

3.好奇心をもって物事に接し、行動力を衰えさせない。

4.事故を起こさぬ様に周りには優しさを、自分には危機感を持つ。


ポンコツ度合いもまたかわいい。世界は小さくなったが、”個”としてバイクのように走り続ける人生も今は楽しく感じてます。現在の様に加速度的に変化する時代にはコンパクトにしなやかにサバイブする人生も悪くないと思います。

自分の誕生日に、これから始まる事の加速度を感じて。


 
 
 

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