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2020年、世界は少し小さくなった。

コロナウィルスが世界を一変させた2020年3月はパリにいましたが段々と様子がおかしくなり、帰国した2週間後にはロックダウン。それから1年は経ちました。

| ミニマルに生きる

”Less is more. 量から質へ変化。余分な物を減らせば、精神に余裕を生む。物質的なモノより精神的なコト、経験的なコトに幸福を感じる。”


以前よりミニマリスト的な思考になっていたため、私は世界が小さくなり失ったというよりは、改めて自分の生き方を深く考える時間もらったと感じています。不必要な事を最小化する事によって、大切なことを最大化できるようになったと思います。


”世界には綺麗な水が飲めないだけで死んでいく命もあるのに、自分や身近な人に振りかかる死だけギャーギャー騒ぐのはおかしい。自分はウイルスも死も受け入れる。”

という思いからウォーターエイドに参加することにしました。募金やボランティアは人の為にするのではなく、自分の信念の為に行う事だと思っています。

即、行動。そして、自分の生き方に刺さることは何でも取り入れてみようと思いました。

| 働き方のミニマル化

最近、独立したいとの相談が多いです。みんな会社に未来を感じないと言います。

起業の生存率は5年で40%以下、10年で10%以下とも言われている中、私は偉そうな事を言うほどでもなく、5年は変化しながらやってこれているだけなのだが。10年もつ会社が10%以下なんだから、未来がないとか言って今更考えても、えっ元から君が一生勤める会社の未来なんてなかったよ。って思います。

皆さんご存じの通り加速度的に変化する時代なので、商品やサービスの寿命が短くなり、変化しない企業も寿命が短くなるのは当然と個人的には思います。


会社の組織力は強いと感じてはいますが、質の高い組織ではない場合はリスクともなる時代になりました。同じ水準で働かない社員がいても仕方ないと思いますし、全社員モチベーションの鬼みたいな会社なんて見たことないです。

売上100億企業、100年続く企業は組織力がないとなかなか難しいですが、物流もシステムも発達した現在は個人でもある程度の規模までは拡大可能な“個”の時代に変化しつつあるとも感じます。組織力が必要なときは企業と組み、個でもできる事は個人で生産性を高める事もできる時代になり、働き方の選択肢が広くなったと前向きに捉えています。

そもそも企業も人をそんなに必要なのでしょうか。個の生産性を高めて必要最小限で考えればそんなに必要ではない気がします。

| 個の生産性の追求

人生の一番の成功の要素は”行動力”です。これだけは確実と思えます。ビジネス本の最後は必ず ”行動しろ” と書いてある気がします笑。みんな同じ事ばっかり言いやがってと思ってましたが、今は意味が分かる気がします。

私も結局、独立して想像通り綺麗に進んだことなんて1つもないです。やりながら修正して行ける対応力がないと無理だと感じます。


東京都内で行動力を高め、”個の生産性”を高めるにはバイクはお勧めです。

車と違い駐車場を探すのに時間はかからないし、途中でお酒を飲む機会が出来たり、雨が降ったら近くのパーキングに1日置いて行っても大した料金ではないです。更に公共交通機関と徒歩移動の時間と比べると私の場合は約半分に時間短縮できます。深すぎるよ、、、大江戸線。


私はバイクが好きで一生手放せないと思います。

もはや、体調とリズムを整える相棒となっています。


・世の中の気候、温度、匂い、を敏感に感じれる。

・道を間違えたら、次の信号でエンジンを切り、バイクを押してすぐUターンすればいい。

・気になっているスポットには隙間でリサーチ、インプットを増やす事ができる。(次の予定までの空き時間が10分あれば、移動できる範囲が大きく行動力が上がる。)

・事故を起こしたら、相手だけでなく自らも必ず怪我をする乗り物。下手したら死ぬ。という危機管理能力、状況判断の訓練。


人生も同じと思います。

・世の中の変化に対して敏感な感度を持ち続ける。

・自分の道を間違えたら、最速で引き返す。

・好奇心をもって物事に接し、行動力を衰えさせない。

・事故を起こさぬ様に周りには優しさを、自分には危機感を持つ。


”個の生産性の追求”としても、私に行動力と好奇心を忘れさせないでいてくれたバイクは手放せないです。

ポンコツ度合いもまたかわいい。

世界は小さくなったが、”個”としてバイクのように走り続ける人生も今は楽しく感じてます。人生に起きたすべての出来事が繋がっているように感じられ、私は1mmの後悔もなく生きていると言える今に感謝します。現在の様に加速度的に変化する時代にはコンパクトにしなやかにサヴァイブする人生も悪くないと思います。

自分の誕生日に、これから始まる事の加速度を感じて。


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